親かつの心得⑤
『親かつ』とは親が子供の婚活をする、あるいは子の就活に関わることらしいのですが、ここでは親と子供の『就活』についてお話させていただきます。
前回までの記事です。↓↓
親かつの心得①基礎編 - そうだん日記帳〜心地よく過ごしたい〜
親かつの心得② - そうだん日記帳〜心地よく過ごしたい〜
親かつの心得③ - そうだん日記帳〜心地よく過ごしたい〜
親かつの心得④ - そうだん日記帳〜心地よく過ごしたい〜
就活はある種のテクニックも必要ですがパフォーマンスではありません。(パフォーマンスも大事だと言う人もいます💦)
最近の学生さんは就活についてもよく勉強していて、きれいにまとめてくる人たちも結構います。
志望動機の書き方や自己PRの仕方、目配せや姿勢、緩急の付け方まで、面接対応していても完ペキだと思える人たちがおります。
一方で、荒削りで就活についてはほとんど知識やテクニックを持たずやってくる学生さんもいます。
両者どちらが有利か。
これは私なりの考えにはなってしまいますが、『就活にどれだけ知識やテクニックを持っているか』は二の次のことだと思っています。
もちろん、『ない』より『ある』方が有利なこともあります。
しかしなまじ『ある』ためにマイナスになることもあります。
どういう意味かと申しますと、
冒頭に述べたように就活はパフォーマンスではありません。
中味がないとすぐにボロがでます。
フワッとした言い方ですが『心に響くかどうか』が大切です。
心に響く???
『心に響く』文章を書く、だとか『心に響く』話しをする、というのは、リアル感と『私はやってきたんだ』という自己の意識で構成されます。
文章の書き方や喋り方は大切な要素ではありますが二の次です。
その中味が大事ということです。
定番の言い回し、
『私の考えは◯◯です。その理由が2つあります。1つめは◯◯で2つ目は◯◯です。』
とまぁ練習してきている人たちのこの文章、
とてもわかりやすく理路整然としてらのですが…
しかしコレ、耳にタコができるくらい聞き飽きてます😥
もちろん分かりやすいという意味では効果大なのですが、それを聞いた途端にこちらは身構えてしまいます。
おっ、きたな。ちゃんと中味を聞かなくては、と
しかしそれについて複数回問いかけてみると、だいたいの場合、ボロがでます。
それ以上手を打ってない人
相手からくる質問を予測して用意してる人
相手からの質問を誘導するように話す人
と、どんどん上級者のテクニックを披露してくれる人たちもいますが、そこには特に何の感動もありません。心に響かないんです。
その辺り、スラスラスラ〜ッとスピーチの如く話し、本人も満足そうですが、むしろ私なら警戒します。
もっと聞かないとその人の本質が見えてこないのです。
本質にたどり着くまでに時間がかかってしまい、途中で面接時間終了。結果、その人からはテクニックしか聞けませんでした、ということになってしまいかねません💦
そこに中味があるかどうかが1番大切です。
作り込んでスピーチのようになってしまい、せっかくの中味のリアル感を削いでしまってるケースもよく見受けます。
ではその中味はどうやって作る?のか
作るもんではありませんが、
『マヤカシ』では難しいのは確かです。
その中味は、学生本人が
▪️経験すること
▪️それを意識して肯定すること
▪️『検証→改善→行動』など、真剣に取り組むこと
で形成されます。
就活、就活と口にする前に、その子に色んな経験をさせてあげてください。
アルバイトでも旅行でも遊びでも作詞作曲でもスノボーでも何でもいいです。
もちろん学業なら親も納得でしょうが…
そして彼らの活動・行動を肯定してあげてください。
さらにその活動に対して興味を持って話題にしてください。
話が出る度
なぜそうやったの?どう思って?
どんな風にやってみたの?
どんなことを求めてやってるの?
など、興味を持って尋ねてあげてほしいと思います。
↑これ面接で聞かれる深掘り質問と同じです。
面倒がられるかもしれません、初めは。
でも肯定して、関心を持ってくれてることがわかると進んで話してくれるようになるはずです。
まだまだ続きはありますが、また順を追ってお伝えしたいと思います。
オヤカツノココロエ
その四
かわいい子には旅をさせよ
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