そうだん日記帳〜心地よく過ごしたい〜

困りごとのお話から感じたことを書き綴ります。

生きづらさを感じているN君⑤

消極的選択法

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職場でなぜか悪い立場に追い込まれてしまうN君。
転職活動中にまで厳しい対応をされしまう。

前回までの記事です↓
生きづらさを感じているN君① - そうだん日記帳〜心地よく過ごしたい〜
生きづらさを感じているN君② - そうだん日記帳〜心地よく過ごしたい〜
生きづらさを感じているN君③ - そうだん日記帳〜心地よく過ごしたい〜
生きづらさを感じているN君④ - そうだん日記帳〜心地よく過ごしたい〜

アルバイト契約社員として7年あまり同じ職場で働くN君です。 


辛い職場環境におかれながらも、今まで転職及び転職活動する勇気が持てなかったのですが、
『契約更新しない』と言われ、ようやく重い腰を上げなければいけなくなりました。


先日N君には『5年無期転換ルール』というものをお知らせしました。
同じ職場で通算5年以上働いている人から『無期雇用にしてほしい』と申告されたら会社はそれを受け入れなくてはならないというルールです。

『5年無期転換ルール』詳しくはこちら↓
https://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11201250-Roudoukijunkyoku-Roudoujoukenseisakuka/0000177137.pdf

上記のことをN君に話したのが契約更新日(9/15)の1ヶ月半前の8月初め。


N君の選択肢として
① 5年ルールを行使する→この職場に残る
② 5年ルールを行使しない→転職活動をする

の二択なわけです。


賢く考えたら、まず5年ルールの権利を行使しておいて転職活動するならしたらいいのでは、と思うのですがN君はその方法を選択しませんでした。


彼の思考回路では
5年ルールの権利行使する➡︎何を言い出すんだ?!と思われる➡︎その後の立場が悪くなる➡︎それはできない
となるのです。
 

だから転職活動は仕方なくしなくちゃいけない。
それはN君にとってのリスクヘッジです。
もし更新してくれないとしたら次を決めておかなくてはいけません。
決まる確約はどこにもありませんが。。。


次の職も決まらない、今の職場も契約を切られた、となったら今よりもっと深刻な状況になります。


そうなったとしても、今のN君はそれを招いてしまったのは自分だと言わざるを得ません。
 

何か事を起こすには『覚悟』『勇気』が必要です。 
今までN君はそれをできるだけ避けてきました。


転職するにも『覚悟』『勇気』が必要です。


N君はそれが出来ずに嫌な職場であっても7年間も耐えてきました。
消極的な選択をしてきたというわけです。


消極的選択にも大変さはもちろんあります。
N君は耐えに耐え抜いて今の場所にとどまっているのですから。


勇気を持てないまま、今回『契約更新しない』と言われ、ようやく転職を本気で考えるに至りました。


そして現在9/15は過ぎましたがどうなったでしょう。


会社からは契約更新打ち切りの動きはなく、来月のシフト表に普通に自分の名前が入っていた、とのこと。
少しシフトが減っていたという他は何も変わりないとのことです。


おそらく『契約更新しない』というのは上司のただの脅しだったのかもしれません。
それもN君は少し見越していたのかもしれません。


転職活動がうまく行かなければ、この職場でこの状態がまたこの先ずっと続いていくのでしょう。


そして不平不満を吐き出しにずっとここに相談にやってくるのでしょう。
 

そして次また何かが起こって今の状態が脅かされると今回のように最小限の覚悟で進める道を模索するのでしょう。


進まずに足踏みしてる時間もあっていいと思うのですが、N君のようにずっと覚悟や勇気を持てずにいるのは実は問題を先送りにしてるだけです。
 

機を待つというのはあります。
それはN君のそれとは明らかに違います。 


『機を待つ』というのはただの足踏みではなく、チャンスが到来したときのための準備をするという静かで積極的な行動です。


N君も不平不満を吐き出して自分の正当性を理解してもらう行動だけではなく、『機を待って』着々と準備を積み上げることができたら、その期間をパッシブかアクティブに変えることができるのですが。。。


『少しの勇気を持ってください』
ここで使いたい言葉ですね^ ^


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アンチエイジング考察

マスクをとると?!

マスクをつけた女性の写真が出て
「この人いくつに見えますか?」
っていうCM最近やってますね。

『顔の下半身』がその人の見た目年齢を変える。。。

確かに口元の肉が垂れ下がっていると老けて見えます。

仕事で、複数の人の前でお話をすることがありまして、最近では皆さんマスクをされていますので、
目から上しか見えないわけです。

見えているのは『顔の上半身』ですね、いわゆる。


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たいてい、事前に参加者の方のお名前と年齢をいただいていて、
お名前をお呼びして出席確認をさせていただくのですが、

20代だろうと思っていた人が30代後半だったり、

40代半ばの人がどう見ても60近くに見えていたり、

結構驚かされることがあります。



要するに顔の上半身も見た目年齢に関わってくる
ということです。
  


顔の上半身ですが、私が思うに目の下のタルミやシワももちろん年齢アップ↑の要因ですが、
『目の周りの肉づき』がすごく重要だと思います。



『目の上が腫れぼったいのでイヤだ』という人は決してマイナスではありません!
むしろアンチエイジング的にはプラス要因です。


ほっといても年齢を重ねるごとに目が落ち窪んでいきます。。。
私の友人でもいるのですが、多少腫れぼったいくらい肉がついてた方が老けて見えません。


ということで肉を減らさないための目の上体操、大事ですね。


マスクをしてると出てる部分が際立って見えますが、実際トータルで判断してます。

顔のパーツとかシワとそういう細かいものではなく、髪型とか服装とか髪の毛の質感などなどトータル的な見た感じで判断してます、私の場合

フンイキですフンイキ


それと特に中年以降の女性の人たちを目の前でお話しをするとき、
『綺麗な方だな』と思うのは
『年相応のオシャレ』を上手にしてる人かなと思います。

たまーにとんでもない若いファッションの方もいますが
うちの娘曰くそういう人を見ると
『不愉快』だとのこと😅

いやぁ。。。ひどいな。。。だけどわかるかも。。


自分がそうなってないか、気をつけようと思ってます💦
ちょっと実年齢より若く見えたらいいな、と思いつつ。。。


しかし
『全然年相応にしか見えへんよ』
とバッサリやられてますがね😅


それから若くきれい見える人は、『まとっている空気』も関係してると思います。


なぜか決まって『明るい』です。
ハツラツとしてる。そして堂々としてる。


相談に見える方々なので、何かしら悩みをお持ちなのですが
『明るく』『堂々としている』んです。

悩みは悩み、楽しむことは楽しむ、
と割り切ってるような方ですかね。


心理学者のウィリアム・ジェームズが
「私達は幸せだから笑うのではない。笑うから幸せなのだ。」
と言ってます。

たしかに。。。と思うお言葉です

明るい雰囲気を心掛けていたら気持ちも明るくなって美しくみえるのかもしれませんね。


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親かつの心得⑦

説教したい!

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『親かつ』とは親が子供の婚活をする、あるいは子の就活に関わることらしいのですが、ここでは親と子供の『就活』についてお話させていただきます。

前の記事です↓
親かつの心得①基礎編 - そうだん日記帳〜心地よく過ごしたい〜
親かつの心得② - そうだん日記帳〜心地よく過ごしたい〜
親かつの心得③ - そうだん日記帳〜心地よく過ごしたい〜
親かつの心得④ - そうだん日記帳〜心地よく過ごしたい〜
親かつの心得⑤ - そうだん日記帳〜心地よく過ごしたい〜
親かつの心得⑥ - そうだん日記帳〜心地よく過ごしたい〜

最近、親御さんからの相談がずいぶん多くなりました。


『うちの息子(娘)ですが、今27歳でして…』
という感じでお電話をいただいたりします。


なかには子供のフリをして(笑)電話かけてくる方もいるんです😅


声とか喋り方聞いてたらわかりますよね💦


何も子供のフリしなくても、父親ですってかけてくればよいのに…と思いますが、
これはやはり世間で
『子供のことに親はあまり口出しするものではない』
というのが昔からあるせいでしょうか。


確かに子供の自尊心や自立心を奪い去ってしまうような介入の仕方はマズいです。
若年者の相談を受けていると、親が毒になってるパターンもよく見受けられます。 


口出しどころ、任せどころの境目が難しいですが、


今日は

『口出しする編』

少し書かせていただきたいと思います。


『口出しすべきとき』という時もあるかと思います。
親身になって話せるのはある意味、親だけです。
親が言わんで誰が言う?ってこともあります。


そういうときは親の主観でいいのです。
遠慮せず。
真剣に話す。


堂々と思うこと、伝えたらいいのではないでしょうか。


主観で話すとは言いましたが、
但し
前提として、次のことは気をつけていただきたいと思います。


・古い情報はダメ
・自分の考えと客観的データは分けて話す


親の若い頃と今では随分違っています。
普遍的なものもありますが、時代はいつも流れていて数年前の情報は陳腐化しています。
 

『お母さんの考えは古い』と言われて終わりです。


色々なものを読んだり聞いたりして調べるしかありません。
人のウワサ話程度のものに踊らされないよう、しっかり真実を見極めます。


例えば、よく『就職しなくてもアルバイトでいい』と言う学生がいます。
 

こちらとしては当然アルバイトより正社員の方がよい
と思うわけですが、
何となくそう思っていても説得できるでしょうか。


【なぜアルバイトより正社員の方が良いのか?!】
▪️同じ業務を担当しても正社員の方が平均的に給与が高い
▪️ヒマなときはアルバイトはシフトに入れないことがある
▪️アルバイト社員は有給休暇をもらえない場合がほとんど
▪️アルバイトは任される仕事が責任のないものが多くキャリアアップしづらい
▪️アルバイトは社会保険に入っていない場合が多い
▪️世間的に『アルバイトしかしてない』という目で見られる(或いは自分でそう思って卑下する)
                    などなど

少し解説します。

去年あたり働き方改革という言葉をよく聞きませんでしたか?
その中に同一労働同一賃金っていう項目があります。
簡単に言うと「同じ仕事をするなら同じだけ給料を払え」ということなのですが、この法律が具体的に決まっています。

何故こんな法律が決まったか?
それはアルバイトなどの非正規労働者の待遇が正社員に比べて悪いから、です。
ボーナス、退職金があるのもたいてい正社員のみです。


コロナ騒ぎですっかり話題にされなくなりましたが、実は大企業は今年2020年4月1日よりこれを含む法律が施行されています。


中小企業も来年の2021年4月から守らないといけないのですが…
全て何もかも同じにすることまで企業には課せられていません。


同じ仕事をするなら正規社員も非正規社員も同じだけ支払われないといけないとはっきり定められたわけですが、
合理的な理由があれば正社員だから払われて、非正規社員だから支払われない手当もあってよいのです。

判例が示しています。

ちょっと難しいけどご興味ある方はどうぞ↓
https://www.mhlw.go.jp/churoi/roushi/dl/R010801-1.pdf

↑このように依然、正規・非正規間で待遇差がなくなることはないでしょう。


今コロナ感染が発生し、営業自粛を余儀なくされた企業がたくさんあります。
未だこの問題は広がりつつありますが、真っ先にそのあおりを食っているのが非正規社員です。
シフトを減らされたり派遣契約を切られたり…
そんな中、正社員は休んでも「休業手当」が支払われているのです。


一方アルバイトは働いた分しかもらえない(たいてい時給)のです。
シフトが減る=給料が減る
(本来は予定されていたシフトに入れなかったら休業手当ももらえるんですけどね…)


そしてほとんどの会社は正社員と非正規社員の担当業務を分けています。
少なくともアルバイト社員で役職や管理職につける企業はないでしょう。それだけキャリアアップの道も険しいということになります。


またアルバイトでは会社の社会保険に入ってない場合が多いですが、社会保険の加入はあなどれません
「会社の社会保険国民健康保険(以下、国保国民年金保険(以下、国年)」とでは手厚さが違います。

厚生年金国年に比べて将来支給される年金額が格段に違います。

健康保険の方ですが、会社の健康保険の場合、条件が合えば、私傷病で休んだ時や女性の産前産後休暇中に手当が支給されます。
国保ではその制度自体がありません。

※特例的に国保もコロナ感染者に対しては傷病手当金を給付するようです。大阪市のものです。
当面は今月いっぱいまでですが↓
www.city.osaka.lg.jp


そして20代前半は、まだアルバイトも正社員もそんなに給与も世間の見方も変わりありません。
しかし年を追うごとに給与に差が出てきますし、社会的な信用度が違ってきます。
アルバイトで身を立てている男性に結婚を申し込まれた女性はどう考えるでしょう。
その両親はどう受け止めるでしょう。


25歳、26歳と年を重ねるごとに、周りの友達は結婚し家庭を持ち、子供もできたという話が続々と出てきます。
将来、そういう状況に置かれたとしても『自分はやはりアルバイトで良かった』と思えるのでしょうか。


加えて
『新卒』というのは特別です。
大企業は、大多数の社員を新卒で採用します。
つまり、裏を返すと新卒以外の人はなかなか大きな企業には入れないということです。
よっぽどキャリアがあって特別なスキルや能力がない限り大企業には中途採用で入ることは困難です。


大企業に入ることだけがよいと言ってるわけではありません。
『新卒枠』というものが存在するということです。
『新卒』の時期をムダにするのは非常にもったいないです。


と、ここまで説明したら『アルバイトでよい』などと安易に考えられないでしょう。


これらは1人の親が考えたことではなく、法律であったり統計であったり、現実に世間で起こっていることです。これは客観的データなのです。

しっかり客観的なデータを収集したうえで確かな情報を説明し、自分の考えを堂々と述べてください。

オヤカツノココロエ
その六
しっかり調べて
    堂々と述べるべし

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レオナルド・ダ・ヴィンチに整形手術してもらいたい

日々衰えてます

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10年前の写真を見てました。
基本的に今とあまり変わっていない(つもり)ですが、
どことなく、いや明らかに
輪郭が違う…肌のハリが違う…ツヤが違う…💦💦

総合すると顔の肉が垂れ下がっている…!!😭😭


これ引っ張りたくなりますね…やっぱり


24の娘が普通に二重まぶたにもかかわらず『二重の整形手術したい!」
などと言うのですが(二重の幅というものが重要なのだそう…)

女性の美へのあくなき欲望は無限です…✨

プチなものはともかくとして
アンチエイジング「膨らませる」とか「引っ張る」って
ものすごく不自然な仕上がりだと
見てて思いませんか???

同じような意味で隆鼻手術もちょっとギョッとする仕上がりの人、見かけるでしょ😅

それってきっと顔の中身の構造、筋肉とか骨格とかそういうの無視して一部分だけ触るからで、
変なことになってしまって当たり前だと思うんです。

レオナルド・ダ・ヴィンチが整形外科医だったらそういうのしっかり考えてデザインしてくれそう

『頬っぺたのココだけ引っ張りあげてもダメ❌、頭のてっぺんから全方向に向けて引っ張らなくちゃ』とか

レオナルド・ダ・ヴィンチアンチエイジング手術してもらいたいっっ

超自然に、誰にも「あ、整形や」ってバレることなく…

日本でもすっかり整形手術の認識が変わりました。


ちなみに某整形外科の
『少しの勇気を持ってください』
っていうCM、ちょっと(かなり)違和感あります…
勇気の使いどころが違うな…と
しかも、しない人が勇気ないみたい(¬_¬)


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生きづらさを感じているN君④

5年ルールお知らせ後

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職場でなぜか悪い立場に追い込まれてしまうN君。
転職先でも転職活動中にもやはり厳しい環境に見舞われてしまう。

前回相談に来られて契約社員だとわかり、8年あまり勤続してたN君に『無期転換5年ルール』をお知らせしました。


無期雇用になることはひとつ安心材料ではあるものの、こちらから切り出すことによって職場に居辛くなるのではないか、今より状況が悪くなりはしないか、それを1番心配しています。


N君もそれを怖がっているのですが……


過去の記事をどうぞ↓

生きづらさを感じているN君①
https://kokoti-ii.hatenablog.com/entry/2020/06/15/230438
生きづらさを感じているN君②
https://kokoti-ii.hatenablog.com/entry/2020/06/22/080036
生きづらさを感じているN君③
生きづらさを感じているN君③ - そうだん日記帳〜心地よく過ごしたい〜


前回の相談以後1週間ぶりに相談に来られました。


N君、労基署にも相談したそうです。


労基署にも同じことを言われ、契約更新日の9/15までに書面で希望を出したらどうか、と言われたとのこと。

具体的なアドバイスまではしてくれなかったとのことで『不親切だった』と不満そうでした。

実際はアドバイスもなにも、N君本人がどうしたいか(今の職場に残りたいのか)を決めて、残りたいなら何らかの意思表示をするほかないわけです。

意思表示したら残れるものの今以上に冷遇されるのかどうかは誰にもわかりません。

意思表示しなければ契約更新がなくなり、9/15から無職になる可能性もあるわけです。

意思表示することから逃げたら転職活動からは逃げられなくなります。新しい環境になることからも逃げられません。

どうやっても覚悟しないといけない岐路に立たされているわけです。



『別の求人を探してきました。』



『転職活動する方向性が決まったのね?』



『いや…もし更新されなかったらダメだし…』



んー、まだ同じ場所で揺れ動いているようです。  
転職活動は彼にとって覚悟というより補完だということです。




『求人、見せてくれる?』




と転職のパターンにも備えるべく、その求人内容をみることに

『これ、アルバイトね。』



『そうなんです。半年したら正社員に変わる可能性ありなんです。』



見ると新しくオープンする家電量販店のアルバイトの販売員。
半年後に正社員登用の可能性あり。


彼が惹かれたのはその業務の1つに列挙してある
「ゲームコーナー対応」 


今の職場はゲームの買取販売店なので関連性はあります。


しかし基本的には家電量販店の販売。
あくまでゲームコーナーの対応は業務の一つ。


家電量販店を想像してみてください。
結構積極的に声掛けして商品の売り込みをされてますよね。

一方、ゲームの買取販売店では、店員の方から積極的に売り込むということはあまりありません。


ゲーム繋がりではあるものの似て非なるものです。
おとなしめのN君、うまくやっていけるのか少々心配です。

しかもアルバイト入社。
正社員登用もありですが状況は今とあまり変わりありません。
時給も今とほとんど変わりなし。
正直、条件的にはあまりメリットは感じられません。

N君が家電量販店の仕事内容についてどういう認識を持っているかまず確かめることにしました。
 


『家電量販店の販売員の仕事だいたいわかるよね?』
『上手くできそう?』 




『ゲームコーナーならゲームの種類たくさん知ってるんたで』



『ゲームコーナー以外のお仕事はどう?』




『販売は今もしてますし在庫管理なんかもしてます。』



『商品を売り込んだり、説明したり、多分今よりはたくさん喋らないといけないと思うよ?』



『はい……多分…そうでしょうね。』



仕事内容は認識はされているようです。


転職活動をこのまま進めていいポイントとしては
・アルバイトは正社員募集よりも入りやすいこと(通常アルバイトの方が入り口のハードルは低いです。)
・アルバイトだが契約期間は定められてないこと(無期)
・今の環境を変えられること

ただ、正社員になれる確約はありません。


それと環境は変わりますが改善か改悪かはわかりません。
N君は正社員になれないことよりこれが一番怖いのです。


今の環境も良くないから脱出したいけど、今より良くない環境になると怖い。
N君は『自分は攻撃されやすいタイプ』だと話しています。

だからこんなに長く次の一歩を踏み出せずにいるのです。

が、しかし今何かを決めないといけない岐路に立たされてます。


『じゃあ転職活動は進めてみましょうか。』
『無期の希望は出せるけどそちらはどうする?』
『無期雇用になっても退職するのは自由ですからね』



『……はい……でも…』



多分 N君は、はっきり『契約更新しない』と言われないと動けないのだと思います。
自分から戦いを挑んでいくのはまだ難しいようです。

会社側も更新しないならもうはっきり伝えなくてはいけない時期です。

しかし怖いのは一回店長にさりげなく『次は更新ないかも』と言われてることです。
これで『伝えていた』と言われてしまう可能性もあります。

結局この日はどちらかはっきり自分から方向性を決めることはできませんでした。


いつものようにグチが始まり、そこで本日はタイムオーバー。



『出す出さないは別にして無期雇用の希望を伝える書面の内容だけ考えときましょうよ。』
『それとも更新お願いしますねとさりげなく伝えておいたらどう?』



『はい、やれたらやってみます』




9/15は迫ってきています。
N君、自ら何か決断してくれるでしょうか。


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生きづらさを感じているKちゃん②

面接前日

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『私は頭が悪いから』と自分で考えることを拒否してるKちゃん。
無事に面接に挑めるのでしょうか…


前回の記事↓
生きづらさを感じているKちゃん① - そうだん日記帳〜心地よく過ごしたい〜


前日に書類を仕上げてくること約束して改めて面接練習しようと、約束をして本日Kちゃんは来てくれるでしょうか。



来ました!!
来てくれました。

ちゃんと約束の時間に。
約束の書類も仕上げて。
しかも内容もしっかり書けてました。



前日、見本を『丸写しする』と言っていた彼女でしたがちゃんと自分流にアレンジした文章も盛り込んでありました。



『なんだ、できるじゃん。』



私の褒め言葉なんて聞いてもないように
相変わらずぶっきらぼう



『面接ニガテなんですよねー』 
『アホなんです、私。頭悪いんです』



また始まりました。



ただの自虐ではありません。
まるで自分にそう言い聞かせてるような感じです。



その先をじっくり聞いて、紐解いて、少しでも自己肯定感の低さを解消していきたいところですが、今日は明日の面接に備えることが先です。




『じゃあオーソドックスな質問からいくよ』




Kちゃんからまたストップがかかります。
『私、新卒の面接ムリなんですよ』
『敬語とか使えないんです』  
『何を言えばいいんですか』




「新卒の面接」とKちゃんが言ってるのはいわゆる面接官が5人くらい前に座って、面接会場で開催されるようなカチッとした面接のことです。



Kちゃん新卒採用で一回もその面接試験通過したことありません。



そしてだいたい一次選考で聞かれることはよく似ています。



学生たちは一生懸命似たり寄ったりな回答を飽きもせず練習するのです。
 


そういうのを教えてほしいってKちゃんは言います。



そのままトレースして言った方が良いんだと思ってるらしいのです。
それが正解だと思っています。
 



『正解の答えを教えてください』




『正解の答えなんてないよ』  




『新卒の面接のヤツ、あれどうやったらうまく言えますか?』
 

 


『面白くないよ、あんなの。』





『面白くなくてもいいんです。ユニークとかいらないから』




確かに…
言い方が悪かったです😅

『その人に興味が持てないって意味ね。その人が全然見えてこないから判断できない』
『無難がいいのね?』





『そうなんです。』
『そうじゃないと通れないでしょ?』





『いやいや無難なだけでは最終までは通過できないよ』





『じゃあ何を言えばいいんですか。』






『あなたが思うこと』





『……』

 



面接練習が始まってKちゃんの発した1番多い言葉は
『何を言えばいいんですか』です。





『頭に思い浮かんでるんでしょ?』
『でもそれは間違ってると思うのね?』
『それは正解じゃないと思うんやね?』

『ここは練習の場だから間違っててもいいからあなたの思うことを言ってみて』






『…………』





こちらもしばらく沈黙。





『…どういう言葉から始めたらいいですか』





『聞かれた質問をまず繰り返したらいい』  
『例えば「あなたの長所は?」と聞かれたら「わたしの長所は…」で始めるという具合。』
『それならできるでしょ?』




そうこうてこずってるうちにまたしても終了時間が近づいてきました。




『じゃあ最後に一つ質問するよ、答えてね』
『あなたの自覚する長所は?』




照れくさそうに
『……コツコツと地道な作業ができるところ……です。』

 


『いいね』
 



『それでいいですか?あってる?』




『あってるよ。大丈夫。』
『でもそれが真実かどうかはそこからまた何か付け加えてくれないとまだ判断できない』
『地道な人だってこと証明してよ』




『どうやって?』




『どうやったらその場で証明できると思う?』




『……経験を言ったらいい?』




『そうね。その通り』
『言ってみて』




『……バイトで新しいこと覚えるのに…毎回メモしておいて帰宅してから見返すようにしてた』




『うん、いいね』
『証明になってるよ』 
『それを付け加えてね』




そしてタイムオーバー💦💦




一つだけ自分で回答できました。

 


明日面接なのに一つしか練習できなかった😵💦




明るくハキハキと答えなさいとか、スラスラ言えなくてもいいとか、正解も何もないので聞かれたことに答えなさいとか注意事項を付け加えておしまい💦💦


時間が足りない💦
あー不安だ


まだまだ続きそうです。


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顧客本位

どこまでやるべきか

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まだ創業3年余りの若い企業さんです。
社長若干31歳、副社長も30歳。


お若いながら従業員の方々もアルバイト含め20人くらいは雇っておられます。


お2人で来られました。
労務の仕事を手伝って欲しいとのこと。


助成金申請のご要望がありましたので早急に手続きに取り掛かりました。


『窓口は副社長』とのことで、やり取りは全て副社長と。


こちらは労務をサポートするのが業です。

最初に必要な書類関係をお願いしました。



まずはそこで問題発生。
給与台帳や出勤簿はあるにはあったのですが、不備だらけ、というか


出勤簿と給与台帳の数字が合ってない💦


これでは助成金どころではありません。


その整備をするのに細かくやり取りをしてるとその副社長
『こういうことそちらでやってもらえないですかね』
とやや不服そうにおっしゃいました。


ええ、ええ、おっしゃりたいことはわかります。
確かに専門家に丸投げできたらいいですよ。
出勤簿見て給与台帳作成してほしいってことなんです。 


昨今、勤怠管理システム(従業員の出退勤をカードやパソコンを使って自動的に管理するもの)も色々出てますよね。


無料でも出てますが、
勤怠と連動させて給与計算に丸投げ出来るシステムなら結局百万近い初期費用がかかります。



またこちらの企業さんはタイムカード等で出退勤を管理できない方々(←直行直帰などの人たち)も多くおられるためどうしても『全自動』というわけにはいきません。(正しく把握できないために不都合が起こってしまいます)



自社内での管理とアウトソーシング側の私たちとの境目が分かりづらいようです。 



できないことはないですが、通常ほとんどの企業さんは給与台帳の元データは自社で作成されてます。
こういうことまで外部がやるとなるとそれなりに費用を支払うことになると思います。



顧問料は頂いてますが、そういう作業を包括できるほどの額ではないだろ、
というところでしょうか…
ここの線引きは難しいところです。


そして、
ナントほどなくしてやりとりをしてた窓口であった副社長が別会社へ出向。


あとを引き受けたのが社長と社内システムをさわってた女性。


副社長出向の連絡も後任の連絡も特になく、メールの返事が来なくなったので、こちらから会社に連絡しやっと発覚💦


その後社長から
『うちは一体どうなってるんですか?何をすればいいんですか?◯◯(←副社長)からは何も聞いてないのですが。』
と「お怒りメール」的なものが来ました。


は???


落ち着けー落ち着けー
相手のペースに陥ったらあかんー


社長は事務関係が何もわからなくて相当追い詰められてるのだろうと思われます。
 

『承知しました。進捗をすぐお知らせします。』
前担当者からの引き継ぎ事項やら年間の事務全般業務一覧を新卒の社員でも分かる表にしてピョーンと送って差し上げました。



社内の引き継ぎ事項を外部の私たちがするのか?と思いましたがここはわかる範囲でさせてもらいました。



一方システム担当女性の方は
『大変お恥ずかしい話ですが、私も◯△(←社長)も◯◯(←副社長)よりほとんど何も引き継ぎできておりませんで…』とのこと。
 


彼女冷静です。
これがたぶん普通ですよね。


社内のお恥ずかしい話を怒りに変換してしまった社長、後で冷静になったときもう一回恥ずかしい思いをするかと思います…



外部で請負してる場合、どこまでやるべきかの線引きはしっかり双方でわかっておかないと、トラブルの元になります。
契約書だけじゃなく、お互い理解し納得することが大事だという教訓でもありました。


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